高額のセミナー費

ちょっとネットに詳しい人なら「意識高い系」という言葉を
聞いたことがあるのではないかと思います。

聞いたことがない人のためにちょっと説明をしておけば、
「意識高い系」とは大学生~20/30代社会人に多く見られる、
主に高学歴の人たちで、毎月のように有名講師のセミナーに参加したり
経営者や有名コンサルタントの著書を読みあさったりして、
いかにも自分は「デキル人間です」ということを
周囲にアピールしまくるようなタイプのことをいっています。

本来仕事や人生に対して高い意識を持つことはほめられるべきことですが、
「意識高い系」と総称されるような人たちはえてして他人に対して見下したような態度をとったり、
自分だけが世の中のことをわかっているというような鼻につく態度をしがちなので、
それを揶揄する意味でこの名称がついたようです。

善意的に解釈をすれば、それら意識高い系の人たちも
最初は純粋な気持ちで自分を探そうとしていたのではないかと思います。

それが「勉強をすることでいつか本当に自分の実力を発揮できるように準備したい」ということから
いつの間にか「勉強することで自分の実力になった」という勘違いに変わってしまったのでしょう。

 

意識高い系の人たちにありがちなのが、毎月のようにかなり高額な参加費用がかかる
有名人のセミナーに自主的に参加をするということです。

有名コンサルタントのセミナーに参加をしてその後のパーティーなどで名刺を受け取ったりすると、
ついつい自分もその人と同等のレベルの人間であるという安心感を得てしまいます。

セミナーを開く方としては、そうして何度も自分のセミナーに足を運んでくれる人の存在というのは
嬉しいものですから、毎回のように見かければ声もかけるようになります。

ですが、あくまでもそれはお客様としての扱いですので、そこから何らかの仕事をしたり
パートナーとなって何らかの事業に参加していったりということはまずありません。

 

自分探しにセミナーを利用するのは決して悪いことではありません。

有名カウンセラーさんやコンサルタントさんのセミナーでは、
非常に有用な情報を提供してくれることがほとんどです。

問題はその内容を勝手に自分のもののようにしてしまうことです。

 

もし自分探しに迷っていて、セミナーに何度も参加しているなら、
その内容は自分の中にとどめてしまっておくようにしましょう。

もしかしたら気が付かないうちに、周囲の同僚や同級生たちから
「あいつは意識高い系」というふうに呼ばれてしまっているかもしれません。