これまでを一度振り返る
自分の人生について何か目標を見つけたいと思っていてもうまく見つからずやりがいを感じることもなく、どうすれば良いのかと毎日何気なくそしてダラダラと過ごしてしまう人はたくさんいます。
目的そのものが見つからないことで人生がつまらないと感じてしまうこともありますが、しっかりとした目的を見つけるために、これまで自分が経験してきたことも含めてものごころついた時から今の今までのライフスタイルについて一度立ち止まり振り返ってみると良いです。
その中にはとても嫌な経験や、とても嬉しかった経験、そして悲しかった経験等が見つかってきます。
特にとても嬉しかった経験については、どんな時だったのかを具体的に思い出すことで自分の目的を導き出すヒントになります。
これまでの人生の中で最も嬉しいと思ったのが初めてお料理をして自分の中で上手にできたと思った時であれば、まずはさらにお料理が上手になるように、レパートリーを広げたり同じお料理でも少々アレンジを加えて、見た目を変えてみるなどのように、とりあえずでも良いので手をつけてみると良いでしょう。
とりあえずやってみることで、すぐに飽きてしまいやっぱりどうでも良いやと思うのか、もっともっと本格的にこのお料理を作りたいと思うようになるのかが変わってきます。
少しでも自分の中で興味を持つことができるのであれば同じお料理を作りながらプロとして成功している人の経験談をインターネットで探してみたり、友人や家族などに食べてもらい、評価をしてみるのも良いです。
そこでお料理そのものを褒めてもらうことができれば、こうしたお料理を自分の取り柄にして、今後役立てていくことを一度考えてみましょう。
身近なことからチャレンジして広げる
上記はあくまでも一例となりますが、例えばお料理を本格的に誰かに食べてもらうような職業に就きたいと思い具体的に考えてみても、自分でお店をOPENさせるにはとても大変だし経済的にも自分のキャリア的にも難しいと諦めてしまうことがあります。
しかし、最初から大きな目標を持つのではなく、まずは得意のお料理でお弁当を作り、このお弁当を必要としてくれている人間を身近に探しましょう。
毎日の昼食を会社の食堂でとっている友人や、自分でお弁当を作らなければならない勤務先で働きながらも、料理が苦手なのでお弁当作りに苦戦している友人などに、とてもリーズナブルな価格で自分の作ったお弁当を販売してみるというのはいかがでしょう。
このように身近にできることからチャレンジすることで、あの子の作ったお弁当はとても美味しいから一度食べてみてと、さらに会社関係や友人関係などに広がり多くの人から求められるお弁当を作ることができるようになっていきます。
ここで得るものは充実感や他人から感謝されることのありがたさ、喜びなどになってくるでしょう。
そして、料理の学校に通い、調理師免許を取得して料理の専門家になるために学びます。
身近な経験が将来的に大きなビジョンとなりコツコツと経験そして貯金などを積み重ねながらたくさんの人に対してお料理を提供するお店をオープンさせることにもつながっていきます。
一つずつステップを踏みながらやりたいことを見つけたり、チャレンジしてみることで最終的なビジョンへとたどり着くことが最も重要ですので、初めから飛び石の人生を歩むのではなくのんびりペースでも一つ一つのステップを重視するように心がけてみましょう。