志望校合格のための家庭教師探し
難関校に合格をするために学校以外のところでも勉強を習うというのはもはや常識のようになっていますが、案外そのためのサービスの選び方には苦労をすることが多いようです。
受験対策ができるところとしては、学習塾や家庭教師、その他通信講座やeラーニングなどいくつかの方法があります。
これから大学を受験する高校生の場合には、ほとんどの場合で学習塾もしくは家庭教師が選ばれます。
これは通信教育やeラーニングではどうしても勉強のスケジュールや自己管理が勉強をする生徒本人の責任になりやすく、計画通りに学習を進めることが難しいからです。
地方に住んでいて近くに塾などがないという人は仕方がありませんが、勉強をする習慣がそもそもうまく身についていないという学生のうちは、きちんとやり方を知っている人について教えてもらう方がよいと言えます。
一般的な選び方ですが、学習塾は既にある程度学力がついておりそこから受験したい学校の対策をやっていきたいというレベルの高い人向けで、家庭教師はまだそこまで達していない学習能力の底上げが必要な人に適しています。
特にそれまで部活動などに打ち込んできて、基本的な1~2年までの学力が身についていないという人にとっては個別に指導をしてくれる家庭教師はまさにピッタリと言えます。
家庭教師を選ぶ時のポイント
家庭教師といっても全て同じことをしてくれるというわけではなく、個人につくからこそお互いの信頼関係が大切になってきます。
家庭教師のアルバイトをしているのはほとんどが大学生で、かつ実際に難関校に合格をしたという実績がある人が優先的に採用されています。
塾の先生の場合は専門の講師として長年教鞭をとってきたという人が多いので、より年齢が近く話が通じやすいということも家庭教師の強みと言えます。
自分にあう家庭教師を見つけるには、まずひとつの基準になるのは志望校に合格をした人であるかということです。
少子化などの影響もあって大学の受験制度は年々大きな変化が起こってきています。
そのためできるだけ直近の受験を体験してきたという人はその難しさをよく知っているので、勉強をしていてぶつかる悩みにすぐに応えてもらえます。
ただし同じ志望校合格者としても、その家庭教師は実際にはAO入試や推薦枠で入ったという場合には受験対策をほとんど知らないということもあります。
できたらそうした経験や実績のある人を派遣してくれる企業を選んで派遣をしてもらうようにしましょう。
企業の宣伝文句にだけ惑わされない
家庭教師をつけたいと思って広告などを探していると、中には「難関大学多数合格」といった広告文句をつけているところを見かけたりします。
確かに有名な家庭教師派遣会社になると、教え方のノウハウがあったり、有名大学の学生を採用できるコネがあったりといろいろ有利な点はあります。
ですがその会社で過去に大きな実績があったとしても、実際にそこから派遣される家庭教師が全てくまなく優秀であるというわけではありません。
実際に派遣を受けた人がどうも合わない、信頼感が得られないというときには遠慮なく要望を伝えるようにしましょう。
その人個人が優秀であるかということと、家庭教師として相性のよい人であるかということは全く別の問題です。