何かに依存をする生活になっていませんか?
「依存症」と聞いてどんな状態をイメージするでしょうか。
依存症という言葉は「アルコール依存症」や「ギャンブル依存症」といったよくないイメージで使われることが多いものですが、簡単に言えば特定の何かに心が執着してしまい他のことが考えられなくなる状態のことをいいます。
医学的な用語としてはもっと厳密なのですが、私達は生活の中で自然に「依存」という言葉を使っています。
そういった日常的な意味で特に女性によく見られる「依存」が「恋愛依存」です。
恋愛依存の状態は一見幸せそうに見えることもありますが、好きになった男性の愛情を離したくないという一心で、本当はしたくないことを我慢して行ったり、言いたい意見を押し殺してしまったりすることがよくあります。
逆に自分の依存心を相手に押し付けるようにして、相手から思ったような反応がないとひどく責めたりあたったりということもありがちです。
恋愛をしているときには常に自分がそのことばかりに気持ちを奪われていないかと省みるようにしてほしいと言えます。
幸せな恋愛とはどういうものかを考える
私達は「幸せ」という状態を、周囲の人からそんなふうに見えることを判断基準にしてしまっていたりします。
一流の学校に進学しているから幸せ、大企業に就職したから幸せ、高収入の人と結婚したから幸せ、といったことは場合によっては自分の気持ちに嘘をつき「周囲から羨ましがられる私は幸せなはず」という思い込みで行動をしていたりします。
しかし本当に幸せであるかどうかは自分自身しかわからず、他人がどう思っていようとも幸せであるかどうかは本人が自分の状況をどう感じているかだけが問題になります。
恋愛においては特にそうした幸せや不幸せの基準は外部からの意見は全く参考になりません。
自分が持っている恋愛観は本当に自分を幸せにするものかどうか、時にはじっくりと考えてみることをおすすめします。