長所を知るには評価以外にもポイントがある
自分の長所を見つけておくことは何かとポジティブになりたい自分に自信が持てるようになるため、とても良いことです。
人付き合いをしていく中で自分の長所そのものも上手に表現することができれば、相手にも不快に思われてしまうことが少なく、自分の長所そのものを相手もしっかりと理解してくれる傾向にあります。
しかし人間というのは面白いものなので、長所を見つけようと自分を見直している間に短所を見つけてしまったり、反対にこれまでは短所だと思っていたことが実は長所ではないのかと思ったりすることもあります。
長所を知るためには自分で考えるのではなく、まずはこれまで他人からどのような評価を受けてきたのかといった部分について考えてみるのが1番です。
仕事においてはもちろんのこと、それ以外にも誰かに相談された時、アドバイスをした際にどのような答えが返ってきたのかについてや、友人などと話をしている時にどの部分が良いところなのか、自分らしいと言われるのかについてを思い出してみると、自分の長所が見えてきます。
また人が嫌がることでも自分の中にできることがあれば、それは大きな長所になる可能性も高く、同じ作業の繰り返しを他人が嫌がっていても、自分は率先してこうした作業をすることができるというのであれば、もくもくと集中力を切らさずにひたすら作業ができるということが長所になります。
またなんとなくその場が盛り上がっていなかったりする時にはさりげなく盛り上がるような話題を振ったりできることも臨機応変に対応できるといった長所になるでしょう。
飲み会やその他会社の集まりなどがある際に、あなたがいてくれるとその場がとても楽しくなり盛り上がるからぜひ来てほしいなどと言われている人の場合には、ムードメーカーであることが自分の長所になると判断できます。
逆の発想で考えてみる
長所を見つけるために、上記したような部分から判断するというのは比較的簡単な方法になりますが、反対に自分の中で悪いと思える部分を見つけてそれを長所に置き換えてみるというのも良い方法になります。
思うように自分の意見を言えないところが悪いところだと思っていても、逆の発想をしてみると、まずは相手の気持ちを優先するといった長所に繋がり、困っている人を見ると思わず手助けせずにはいられないけれど時にはおせっかいだと言われてしまうこともある部分が悪いところだと思っているのであれば、逆の発想で誰かが困っている部分によく気がつき気の利くところも長所だと考えることができます。
このように自分の長所を上手に見つけることでさらに長所を伸ばしたり、自分に足りない部分を見つけてこれまで以上に自分を成長させていくきっかけをつかむこともできるでしょう。