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居場所がない

自分のニーズばかりを優先しない

仕事をしていても、友人との付き合いをしていても、なんとなく自分の居場所がないと常に感じている人は寂しさや虚しさなどを常に持ち合わせながら生きています。
そのため人から何かを頼まれたり相談事を持ちかけられても充実感が無く、自分自身が求められているということを実感できないケースもあります。

自分の居場所そのものが見つからないと何をしていても充実感を見つけることはできません。
自分の居場所探しをするために転職をしてみたり友人関係を変えてみたりといったチャレンジも確かに大切かもしれませんが、まずは自分が誰かに必要とされたいと言う気持ちばかりを優先してしまわないように気をつけることから始めてみてはいかがでしょうか?

他人からみた自分の評価を気にし過ぎてしまいもっと必要とされたいと強く思ってしまうことや、誰からも様々な相談を受けられるような人間になりたいなどと言う事ばかりを常に思っていると、こうしたいわゆる欲から自分自身が満たされず最終的には居場所がないと思い込んでしまうこともあります。
どんなことでも相談してほしいと思っていても他人が些細な事を相談してくれなかった際に、自分は必要とされてないと思い込んでしまったり、どうせ自分がいなくても困る人はいないだろうと思い込んでしまうこともありますが、このように思い込んでしまえばしまうほど自ら居場所をなくしていることになります。

自分は自分、人は人と言う気持ちを常に持ち続け自分が求めている人づきあいを優先に考えるのではなく、少しでも相談してくれる人や声をかけてくれる人がいれば今の現状で十分だと思うようにすることも大切です。

万人に好かれるのは無理と悟る

たくさんの人からの支持率が高く、人気者と言われるような人に憧れ自分自身でもそうなりたいと思いながら時間がない場合にも居場所がないと考えてしまいがちですが、とても人気があると思える人にでもその人を好まない人間やとても嫌悪感を抱いている人間が必ずいます。
万人に好かれている人というのはほとんどいないことを悟り、誰にでも好かれようとするのではなく自分を取り巻いている環境の中で少しでも自分を誘ってくれたり、頼ってくれる人間がいるのであれば自分を必要としてくれている人間がいるということをしっかり自分の中で理解して、自分に言い聞かせるようにしましょう。

自分を卑下しすぎてしまうとどうしても居場所も見失ってしまうものですが、まずは今のまましばらく頑張ってみようと気持ちを切り替えることでとても気分が楽になり、人付き合いでも楽しさや充実感が生まれてくるため、最終的にはそこに自分の居場所を見つけることもできます。
特別目立った才能や多くの人々から中心的な存在として扱われることがなくても、それは居場所がないということにはなりません。

自分の立ち位置などを十分に把握した上で、冷静に周囲を見渡してみると本当に居場所がないと言う人はほとんどいません。
自分の中での欲が強すぎてしまったのではないかということや、居場所そのものに対して多くを求めすぎていたのではないかということについても今一度見直してみると良いでしょう。